昨日は、昼からSt.Thomasというキングストンから1時間くらい東に行くいなかにつれていってもらった。
2003年にアイバンという名前の大きなハリケーンが来て波が家、店を丸のみ。
そこにまた住みなおしたらしく、壁やドアはガタガタ。
おまけに部屋の中は蚊がいっぱいでここに1泊するのかと思うとぞっとした。
ジャマイカ人は基本金がない。
あっても、お金がなくてこまってる周りの友人を助けるのが当たり前で、友達という人は次々とたくさんいるからすぐにお金は消えていく。
お金がないながらに部屋の中はとことん清潔&あるものを最大限使って部屋の中がきれいにデコレートされている。
造花とドレッサーの上に引いたレースの敷物ががなんかマッチしていて温かい。
目の前は海。
木の日陰に座っていると3軒となりに住んでるという男の人が木の枝で魚をつきさして、それを砂浜にうめた。
枝の先がやってくる波で見え隠れする。
日が傾きかけて長い影を作りだす。
木から何か落ちてきたソレをひろってくれた。 アーモンドとよばれるソレはいわゆるナッツのアーモンドでなく大きめの実。
食べれるといってわたされて食べるとシブい。
シブい といって食べるのをやめると、おかしいなあといって甘いといわれるのをさがして、もう1つくれた。
新しいのもあいかわらずシブかったけど、そのあとに甘みがやってくるふしぎな実だってことがわかった。
海にしかけをしてた男が、波が来るたびに、ひいてく波と木の枝の間の砂をしきりにすくって何かをとる。
それは灰色のかなぶんみたいな虫だった。その甲羅をとって空のペットボトルの底に付けたひもとハリにつきさし海になげる。
ひもには石もまきつけてあって沈むようになってる。ペットボトルをもって夕陽のきれいな海になげる。
ジャマイカでの夕日というのはネグリルでしか見たことがなかったな。
なんてたそがれているとスナッパー(フエダイ)がつれたと見せてくれた。
その魚をさっそく外のキッチンだと思われる場所でスチームして食べさせてくれた。
あたしのためのだったんだ。
アキの木もカラルーもすべてここにあるものがごちそうにかわる。
唯一ここで機能してそうに見えたサウンドシステムからはかなりいい感じに曲がかかる。
しかも私の大好きなアーティストを知っててかけてくれる曲。
クランベリージュース&ホワイトラム。
沈んだ夕日とともにあがってきた満月。
テレビはもってないけど、家の壁を使ってプロジェクターで映画上映会がはじまり、わらわら人が集まりだした。
みんな顔見知り。 きっとずっと一緒にここでこうしてくらしてきたのだろう。
これがここの人たちの日常。ホーム。
私が 蚊がいやだ と言った 。
茂みの草を燃やせば蚊がいなくなるといって燃やしてくれた。
みんなの優しさにカルイ気持ちで口に出したことを、申し訳ない気持になった。
部屋に戻ると蚊は一匹もいなかった。
唯一の光の満月が一帯をまぶしすぎるくらい、てらしていた。
